トップページへ
COLUMN
イタリアスキー探索隊
イタリア探索マップ
ドロミテ探索隊
アオスタ探索隊
シチリア探索隊
トスカーナ探索隊
南イタリア探索隊
イタリアワイン探索隊
イタリアに行くならご用心!
コラムバックナンバー
日本国探索隊
探索隊写真館
探索隊お勧めレストラン
探索隊に参加する

「夏は初めて、アオスタ探索隊。モンテローザ、シャンポルック」の巻、 その一
シャンポルックの村からモンテローザ氷河を望む。ヴァッレダオスタ。アヤス渓谷、イタリア、2012年7月22日

念願かなって、ついに夏のヴァッレダオスタへやってきた。冬こそチェルヴィニア、クールマイユール、ピーラ、モンテローザとヴァッレダオスタをさんざんスキーで滑ってきたのだが、夏は初めてである。恥ずかしながら、うれしい。

2012年7月21日夕刻、ミラノマルペンサへ久し振りに到着。陽はまだ高く明るい。今年の2月もチェルヴィニアスキー探索隊できたのだが、そのときは暗く寒かった。さすがに夏、18時はまだ明るいそして暑い。

ここから今晩泊まるシャンポルックまでおよそ160km。車で2時間弱の距離となる。


イタリア、シャンポルックの真ん中を、モンテローザ氷河からの水が流れる。ドーラバルテア川の支流。

天気を心配していたが、目覚めてカーテンの隙間からかいま見れば、まだ陽は昇っていないものの、雲はなく天気はよさそうだ。

たいして眠ってはいないのだが、朝が待ち遠しい。朝食を終えてシャンポルックの村へ出る。目の前を流れるのはモンテローザ氷河の雪解け水だ。水の色が青く白いのは氷河の色なのだ。



イタリア、ヴァッレダオスタ、シャンポルック。左へ登ればアンタニョー真っ直ぐ進めば

陽光に満ちたシャンポルックの村を早速歩いてみる。モンテローザスキーで来たことがあるのは、このアヤス渓谷と山を南北に挟んだ、もう一つの谷、グレッソネイ渓谷のラ・トリニテという村である。

そんなわけで、山の向こう側に行ったことがあるからか、初めてのシャンポルックなのに、どこか懐かしいヴァッレダオスタの街並みと思えるのであった。

シャンポルックのメインストリートを真っ直ぐ進めばサンジャック。サンジャックがこのアヤス渓谷最後の村だ。その先でモンテローザ山群の大氷河に阻まれ道は尽きる。

シャンポルックを左に登ればアンタニョー。いずれも典型的なヴァッレダオスタ、アヤス渓谷の村である 。



シャンポルック。家々のベランダには、花が咲き、統一されたイメージで外観の全体が造られている。。

ひとときとはいえ喧噪と灼熱のの日本を離れ、静かなたたずまいの街並みに身を置く幸せは、さすがイタリア、いや、ヴァッレダオスタ、イタリアアルプスならではか。

ヴァッレダオスタの清明な朝の空気を吸い込みな
がらぐんぐん行くと見えてきたのは


シャンポルックメインストリードヴァッレダオスタアヤス渓谷 2102/7/22

最初はここに泊まるつもりでいたのだが、改装工事のため今シーズンは休業しているとのことで、もう一つのお勧めホテルに滞在することになった。

そのルレドグラシエだが、部屋の感じや、スタッフの純朴なホスピタリティに心落ち着き、イタリアーノも「へえあそこに泊まっているのか。シャンポルックでは一番かもね」と肯くのは、ちょっといい気分だから、かえってよかったかもしれない。



シャンポルック、クレスタ、山の上ホテル、リストランテ、ピッツエリーア、ヴァッレダオスタ 2102/7/22

もう山の中腹にあるクレストに着いてしまった。街から出ているテレキャビンに乗ったのだから、あっという間、汗ひとつかかないうちに標高は1980b。 また一段と涼しくなってきた。こりゃウィンドブレーカが要るなぁ。



シャンポルック、クレスタ、ピッツエリーアもあるし、宿泊できるホテルでもある。ヴァッレダオスタ、22JUL2012

山の上にもピッツエリーア。どうやらホテルにもなっているようで、避暑にきてなにもしないで過ごす夏休みには打って付け。それは、贅沢な休暇にちがいない。うらやましい。

ひと月もいられればそれでいいのだが、われらの場合なにしろ三日間しかない。そうもいかない。毎日日替わりで、何かしないわけにいかないのが本当は無念だが、いたしかたない。





右端が標高1579bのシャンポルックの村。その左、中央に見える集落はアンタニョーの村で標高は1720b。

こうして上から眺めれば、モンテローザの村、涼風吹き渡るアヤスの谷シャンポルックが、ヨーロッパ有数の避暑地として人気が高いというのもまったく異存はございません。


PAGE TOPに戻る

モンテローザトレッキング手配はイタリア旅行社へ

バール掲示板
リンク
サイトマップ
プロフィール
トップページへ