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「夏は初めて、アオスタ探索隊。モンテローザ、シャンポルック」の巻、 その2

シャンポルック、アヤス渓谷、ヴァッレダオスタ。ハイキングコースからチェルヴィーノが見えた。イタリア、2012年7月22日

山の上に三つあるという湖を見にクレストから歩き始める。緩い勾配の入り口にさしかかると、なんだか見たような山容がすぐに目に入ってきた。あれれ、なんだチェルヴィニアスキーでおなじみチェルヴィーノ=マッターホルンではありませんか。


イタリア、シャンポルックハイキングの途中でチェルヴィーノが見えたのでつい嬉しくなって記念写真

イタリア、ヴァッレダオスタ、シャンポルック。めざす湖は一番下

最初に目指すのはシャンポルックのラーゴデッレラーネ。適当な高度差だし可愛い湖だし、初日の足慣らしにはピッタリだし、といいことずくめのようなので行ってみることにした 。

標識によれば標高差230b、歩いて30分。 最後の三つ目の湖までは2時間とあるので軽い足慣らしができそうだ。



シャンポルック。花の季節で歩けばお花畑に出会う。ヴァッレダオスタアヤス渓谷。

花の季節なので、歩けばずんずんとお花畑の中へ入っていってしまう。イタリアアルプスならではの咲き乱れる花の香りが、普段忙しく働いていることなどすっかり忘れさせてくれる。


シャンポルック、最初の湖、ラーゴデッレラーネ、確かに静謐

ヴァッレダオスタのトレッキングの標識は黄色である。ドロミテやスイスなどでは白地に赤なのだが、黄色も目立つし、各所にきちんとあるので、初めて来たとしても迷うことはない仕組みになっている。

そのサインボードにあるとおり、30分後には最初の湖ラーゴデッレラーネに到着する。まあ、湖というより池と言った方よいくらい可愛いがでも静かだ。朝早いし誰もいないのでいっそう静謐である。



シャンポルック、牧草地になっているのでここにも牛が。ヴァッレダオスタ、イタリア 2012/7/22

シャンポルックの山の上は、牧草地になっている。イタリアアルプス、ドロミテ、そしてここでも牛の群れがノンビリと草をはんでいる。



シャンポルックから見る左からチェルヴィーノマッターホルン、ブライトホルン、モンテローザ

雲がかかっているが、あの山波がモンテローザだ。左端がマッターホルン。中央ブライトホルンを覆う雲の下に氷河が横たわっている。2時間後にはだいぶ近くに見える所へ到達するはずだ。



咲き乱れるシャンポルックの花々、ヴァッレダオスタ、イタリア、2012/7/22


咲き乱れるシャンポルックの花々、ヴァッレダオスタ、イタリア、2012/7/22


モンテローザ氷河は、まだ遠いが、あと2時間もすれば見えてくるはず。

シャンポルック。1時間後ふたつめの湖に到着した。。

最初の湖から1時間ほど歩いて二つめの湖にやってきた。ここは最初の湖より大きく深い。これなら湖と言ってもよいだろうと意見が一致する。

山を歩くと見えてくるものは刻々と変化する。歩けば歩くだけ未知の領域が広がってくる。山を歩く楽しみのおおきな要素だと思える。

歩かないと見られない何か、を少し歩くことで獲得できる。汗をかきながら歩くのが辛いときも、他からは得られない、なにものかに出会うような気がして歩くのかもしれない。

2004年から山歩きを始めて、最近なんだか、そんな気がしてきたのである。



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